三者間「エンゲージメントパートナー協定」締結!壱岐市×Teach For Japan×educore
弊社educoreは、長崎県壱岐市、Teach For Japanと、壱岐市における公教育の発展をめざした共創事業について、「エンゲージメントパートナー協定」を締結しました!
「持続可能な社会の作り手の育成」と「日本社会に根ざしたウェルビーングの向上」の実現
壱岐市と認定特定非営利活動法人Teach For Japan(以下「TFJ」本社:東京都渋谷区初台 代表理事:中原健聡)、一般社団法人サステイナブル教育開発機構 educore(以下「educore」長崎県壱岐市勝本町布気触 代表理事:入江潤)、は、10月17日(木)にエンゲージメントパートナー協定を締結しました。
▼事業連携協定の目的
壱岐市とTFJ、educoreで協力し、壱岐市における公教育の発展をめざした共創事業を行うことにより、「持続可能な社会の作り手の育成」と「日本社会に根ざしたウェルビーングの向上」の実現に寄与することを目的としています。
▼内容
(1)多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成
(2)大学・民間企業等と連携した教職員人材の確保強化推進
(3)教職員の労働環境の改善と資質向上に係る研修制度の見直し
(4)地域と連携・協働した教育の実現
(5)その他、三者が必要と認める事項
▼連携の背景
壱岐市は、壱岐市エンゲージメントパートナー制度により、壱岐市へのエンゲージメントを持った企業等とパートナーシップを構築し、地方や日本、そして世界の持続可能な未来を共創します。
TFJは、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」をビジョンに、教育をより良くしたいと考える多様な人材を、選考・研修を通して育み、自治体との連携により、2年間「教室」に教師として送り出すフェローシップ・プログラムを実施しています。2013年から2024年までにプログラムに参加した方は320名にのぼります。また、大学や企業等とも連携しながら、多様な人材が学校教育に参画し協働できる流動性の高い教員組織を構築し、教員不足の解消だけでなく、学校教育の多様性と包摂性を高め、すべての子どもの学習権を保証する公教育の実現を目指しています。
educoreは、2021年の設立以来、「教育の本質」の追究によって「すべての子どもが幸せに生きる社会の実現」を目指してきました。そして、どうすれば子どもたちを取り巻く学校や社会、家庭のウェルビーングを高めることができるのかについて、不登校支援や教員支援、社会教育支援などの様々な角度から追究してきました。そのような中、今社会に必要な取り組みについて導き出した答えは「社会を部分的にではなく全体で捉え、社会の丸ごとをデザインすること」でした。この度の三者連携を通して、拠点とする壱岐市で「持続可能な社会の作り手の育成」と「日本社会に根ざしたウェルビーングの向上」を実現する社会を目指します。
▼壱岐市市長 篠原一生 様コメント
全国的に叫ばれている教職員のなり手不足は、離島である壱岐市においても、今後、深刻な課題となってきます。私は「未来を育む子育てと学びの島」を目指しており、教職員を確保することは、教育の質を担保する意味からも大変重要です。この度の協定で、全国から「壱岐で教えてみたい。」という、意欲ある人材がたくさん教壇に立ち、壱岐の教育がますます活性化することを期待します。
▼TFJ 代表理事 中原健聡 様コメント
Teach For Japanは、公教育の変革を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。コレクティブ・インパクトは、産官学民から多様な主体が参加し、共通の目標を設定して、複雑で困難な社会的課題の解決に向けたアプローチですが、今回のエンゲージメントパートナー協定はそれを体現するものになります。我々が取り組んできた企業や地域社会との連携による、民間の資源を公教育の発展に活用した「共助」による学びの充実を図るノウハウを活かし、社会全体で子どもたちの特性・個性を伸ばす公教育、そして、日本社会に根ざしたウェルビーイングの向上を実現します。
▼educore代表理事 入江潤 コメント
educoreは、「大人の今をニコニコに。子どもの明日をワクワクに。」を掲げ、取り組みを進めてまいりました。この度の連携でも、「すべての子どもが、幸せに生きる社会の実現」に向かって、まずは子どもたちが一日の大半を共に過ごす「教員」のニコニコを目指します。
⇩Teach For Japan様を通してプレスリリースを行いました。