2026年1月23日(金)、長崎県立壱岐高等学校にて、内閣官房 領土・主権対策企画調整室と連携した特別授業を実施いたしました。
国境の島・壱岐から、日本の領土と主権、そして自分たちの未来について考える画期的なプロジェクト。
当日は、東京・虎ノ門にある「領土・主権展示館」と壱岐高校をオンラインでつなぎ、卒業を控えた3年生約35名が「主権者」として議論に参加しました。
■ 授業の背景とねらい
本授業のテーマは、「国境離島から考える私たちの領土と主権 ~竹島を通して学ぶ~」。
進学や就職で島を離れる生徒が多いこの時期だからこそ、単なる知識の暗記ではなく、「自分が生まれ育った国境離島の価値」を再認識し、これからの国際社会を生きていくための「個人の軸」を育むことを目的としました。
授業のねらいは以下の3点です。
【キャリア】 国の最前線で働く内閣官房職員の仕事とキャリア観に触れ、視野を広げる。
【知識と論理】 壱岐に最も関わりの深い「竹島」に焦点を当て、史実と国際法に基づく根拠を深く理解する。
【態度変容】 「なんとなく」の理解から脱却し、根拠を持って対話できる主権者としての意識を育む。
■ 当日の様子
国と島をつなぐ「対話」の場授業のファシリテーターは、壱岐高校OBでもある弊社代表の入江が担当。
「大人も子どもも肩書きを外して、一人の地球人として語り合おう」という呼びかけでスタートしました。
【前半】キャリアトーク & 集中講義前半は、内閣官房 領土・主権対策企画調整室の皆様によるトークセッション。「なぜ公務員になったのか?」「霞が関ってどんなところ?」といったキャリアの話から始まり、生徒との距離が一気に縮まりました。続いて行われた「竹島」に関する講義では、当時の貴重な映像(アシカ猟の様子など)などの資料が提示され、生徒たちは食い入るようにスクリーンを見つめていました。
【後半】深掘り「問い」タイム後半は、生徒たちが主役の時間です。「解決の糸口が見えない中で、対話を続ける意義は?」「韓国側の主張をどう受け止めればいいのか?」「戦争は領土問題の解決方法のひとつとしてあり得るのか?」「領土を二か国で均等に分けてはどうか?」高校生ならではの、奥ゆかしくも本質を突く鋭い質問が次々と飛び出しました。それに対し、内閣官房の皆様も「所管外」という言葉で逃げることなく、一人の大人として真摯に向き合い、熱のこもった対話が繰り広げられました。
■ 参加者の声・成果
授業後の生徒たちからは、「自分たちの島が、国の重要な最前線であることを改めて知った」「すぐに解決しなくても、主張し続けることに意味があるとわかった」「ネットの情報だけでなく、ちゃんと事実を調べようと思った」といった、力強い感想が寄せられました。
また、参観者からも「高校生の奥ゆかしくも大胆な質問にはかないませんね」とのコメントをいただき、双方にとって実りある時間となりました。
educoreでは、今後も「すべての子どもが幸せに生きる社会づくり」を続けてまいります。
開催にご協力いただいた長崎県立壱岐高等学校の先生方、そして内閣官房領土・主権対策企画調整室の皆様、誠にありがとうございました。
■ 実施概要
「国境離島から考える私たちの領土と主権 ~竹島を通して学ぶ~」
・日時:2026年1月23日(金) 10:35-12:25(2コマ連続)
・対象:長崎県立壱岐高等学校 3年生(約50名)
・形式:オンライン(2拠点中継):壱岐高校 大会議室 × 領土・主権展示館
・共催:内閣官房 領土・主権対策企画調整室、長崎県立壱岐高等学校
・コーディネート:一般社団法人サステイナブル教育開発機構 educore

